ミステリな癖

よく 「趣味は人間観察です」とか 「休日はカフェに行って人間観察してますね~」 などと言う人間と会う。

ミステリ師匠

※不正確かつ大変失礼な記述があり6/14訂正しました。 当ブログでは海外ミステリを中心に備忘録代わりに感想を書いている。ただ最初は覚書代わりに書いていたはずなのに、いつのまにか、読んだ本を是非多くの人にも読んでほしい!という欲が強くなってきて、…

あなたは忘れずにいられるか【感想】E.S.ガードナー『忘れられた殺人』

発表年:1934年 作者:E.S.ガードナー シリーズ:ノンシリーズ E.S.ガードナーと言えば、法廷ミステリ『弁護士ペリー・メイスン』シリーズが有名らしいですね。残念ながら未だ一作も読んだことはなく、本書も古本屋で偶然見つけ、タイトルに惹かれて買ってし…

ミスリルとミステリ

ミスリルという言葉が好きだ。

母親とミステリ

先日の記事でも書いたとおり、私の母親は離婚後たった一人で私を育ててくれた。

父親とミステリ

私には父親がいる。当たり前である。もちろん単為生殖で生まれてきた人間などこの世にいるはずがない。

目標とミステリ

何でもミステリと繋げりゃいいってもんじゃない。そんな声がどこからか聞こえてくる。

インテリたちの競演と怪演【感想】E.C.R.ロラック『悪魔と警視庁』

発表年:1938年 作者:E.C.R.ロラック シリーズ:ロバート・マクドナルド警部14 本作はインテリジェンス(知性)溢れるジェントルマン(紳士)である、マクドナルド警部による華麗な推理が楽しめる長編推理小説です。 ロバート・マクドナルド警部はスコット…

ミステリなゲーム

ミステリとテレビゲーム。この二つの相性の良さは折り紙つきで、『かまいたちの夜』のようなゲームブックタイプのものから、『レイトン教授』のような脳トレタイプまで、謎を解かせるゲームは大衆に受け入れられてきた。

ミステリな服

ミステリに登場する代表的な洋服といえば、夜会服だろう。

脱ミステリ

もし画面の前のあなたが、定期的に≪僕の猫舎≫を訪れてくださっている読者であれば、ここ数日、私がミステリというジャンルやワードそのものと何故か必死で向き合おうとしていることを感じ取っていただけるだろう。

ミステリじゃない

はたして、この世にミステリではない作品はあるのか。

ミステリかぶれ

かぶれる(気触れる) 1漆や薬品などの刺激で皮膚が炎症を起こし、赤くかゆくなる。まける。2 あるものの影響を強く受けて、その風 (ふう) に染まる。

あなたの食わず嫌いは本作で治る【感想】F.W.クロフツ『スターヴェルの悲劇』

発表年:1927年 作者:F.W.クロフツ シリーズ:フレンチ警部3 今まで『ポンスン事件』を除く、クロフツのノンシリーズもの3作と、フレンチ警部ものを2作順番に読んできました。 読む度にクロフツの新たな魅力と欠点に気付かされるのですが、本作ではクロフ…

日常のミステリ

生きているとそれだけでミステリに遭遇すると感じたことはないか。わたしは去年の夏、『増えたコーヒー』とも呼ぶべきミステリに遭遇した。拙い文章だが読んでいただければ幸いである。