発表年:1931年 作者:ジョン・ディクスン・カー シリーズ:アンリ・バンコラン3 先に粗あらすじ 《謎探偵の推理過程》 本当に勝手ですが、自分の中で本作は、病みつき系珍味ミステリに分類されました。 というのも、初めの数章は、髑髏を模した城【髑髏城】…
粗あらすじ 《謎探偵の推理過程》 発表年:1937年 作者:アガサ・クリスティ シリーズ:エルキュール・ポワロ14 ヘイスティングズ大尉は、エルキュール・ポワロを語るうえで、絶対に欠かせない登場人物です。もちろん、ポワロシリーズにおける、ワトスン役と…
発表年:1937年 作者:ドロシー・L・セイヤーズ シリーズ:ピーター・ウィムジィ卿11 ついに完結してしまった。悲しい。 本格的にミステリを読み始めて1年半、貴族探偵ピーター・ウィムジィ卿シリーズ第1作『誰の死体?』を読んでから約1年、ついにシリー…
発表年:1937年 作者:E.C.R.ロラック シリーズ:ロバート・マクドナルド12 いやぁ好きです、こういうミステリ。 本作が初ロラックだったのですが、大満足でした。 まずは 粗あらすじ デビューから数作以来、鳴かず飛ばずの作家ブルースは、謎の人物ドブレッ…
ゲイリー・オールドマンといえば、ハリウッド屈指の演技派俳優です。また、同業者の中でも、好きな俳優にゲイリー・オールドマンの名を挙げる俳優は少なくありません。 引用:https://goo.gl/kbwZZa
死の猟犬よ、おまえは何が言いたいのだ 各話感想 私はこれが言いたかった 発表年:1933年 作者:アガサ・クリスティ シリーズ:ノンシリーズ 本作は怪奇幻想がテーマの推理短編小説である。 こう聞くとさらりと頭に入ってきます。 そうか、そういえばクリス…
最近推理小説の歴史に関する記事をいくつか目にし、改めて推理小説誕生に関連する歴史そのものに興味が出てきました。
発表年:1932年 作者:ロジャー・スカーレット シリーズ:ノートン・ケイン警部4 本作は日本を代表する推理小説作家、江戸川乱歩自身が「私の一番好きな書き方」と言うほどの作品です。 さらに今ちょうど挑戦中の横溝正史『本陣殺人事件』にも本作の記述があ…
発表年:1935年 作者:リチャード・ハル シリーズ:ノンシリーズ 本作は三大倒叙作品とも呼ばれ、知名度もかなり高い作品です。 前回読んだリチャード・ハルの作品『他言は無用』も、中々手の込んだ構成で書かれた秀逸な作品だっただけに期待が持てます。 ts…
ちょっと前のことですが、mixiの日記について書いた投稿を覚えておいででしょうか。
発表年:1934年 作者:ジョン・ディクスン・カー シリーズ:ギデオン・フェル博士4 巨匠カーの作品中、もっともファルスの味が濃いとされる これは本書の裏表紙や中表紙に書かれた紹介文の抜粋です。 実は私自身今一つファルスという意味を掴みきれていない…
発表年:1909年 作者:モーリス・ルブラン シリーズ:アルセーヌ・ルパン4 本作はルパンシリーズの中でも屈指の知名度を誇る作品の一つに違いありません。 今までシリーズを読んだことがない私でも、『813』や本作『奇岩城』はどこかで聞いたことがあるタイ…
発表年:1934年 作者:ヘンリー・ウェイド シリーズ:プール警部3 ヘンリー・ウェイドの作品に挑戦するのはこれが2作目です。 前回は同じ世界探偵小説全集で出された『塩沢地の霧』で、こちらは作者による巧みな登場人物の心理描写がトリックに直結している…
ごめんなさい。 ほんとにどうでもいい事があったので、忘れないうちに書きます。どうでもいいのに。 会社の同僚が一人暮らしを始めるらしく、区役所に転出入の手続に行くという報告を受けた。 別にへぇ~ってくらいだし「気を付けてね」くらいしか会話を交わ…
発表年:1932年 作者:エラリー・クイーン シリーズ:エラリー・クイーン5 個人的にエラリー・クイーンのミステリは、初期からハリウッド的(単純に映画向け)な作品が多いような気がします。 何らかのサプライズが必ず有り、そこに喜劇・ロマンス・サスペン…